直接、肌に触れる肌着は素材が命。私たちは、実際に目で見て手で触れて選び抜いた素材を使用し、自分たちが納得できる生地に仕上げています。質の悪いものを身に付けて、肌に合わず「着心地が悪い」、ひどい場合は「肌が荒れてしまった」などということがないように、素材選びには細心の注意を払います。毎日、肌に触れる肌着だから、安心して身に纏ってほしい。そんな想いで日々、生地に接しています。
当社の前身である城野清商店が創業した昭和の初め頃、日本には紡績工場、縫製工場などがたくさんあり、活気に溢れていました。その後、時代の流れとともに、多くの衣料品がアジアの国々で生産されるようになり、今では国内における工場の数は大きく減少してしまいました。しかし日本には、高い技術を持った職人たちがまだまだ存在します。海外で生産するよりコストはかかりますが、熟練の技が一つひとつ生み出す製品からは確かな品質の高さを感じることができます。私たちは、今後も「日本製」にこだわり、90年の経験と技術を活かした、しっかりした製品を作りたいと考えています。
夏は暑くて湿度が高く、冬は寒くて乾燥する日本の気候。私たちは、肌にとっては割と厳しい環境の中で暮らしているのかも知れません。真夏には、吸湿性・放湿性の高い生地が汗をかいた後の不快感をなくし、過度な冷房による「冷え」を取ってくれる。厳しい冬には、保温性の高い生地が体を包み温めてくれ、ぽかぽかと体が温まり、長い間持続する。私たちは肌着を通じて、どんな気候条件でも、着る人が快適な生活を送ることができるように願っています。
地下鉄「阿波座」駅より徒歩8分です。
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